1人になりたいけれど人が嫌いなわけじゃない
私たち内向型が抱く人間関係の悩みとして、人付き合いが嫌いなんだと誤解されてしまう点が挙げられるんじゃないでしょうか。
そんな内向型あるあるを今日は考えてみます。
1人になりたい ≠ 人が嫌い
周りの外向型からしたらよくわからない感覚だと思います。
1人きりになりたい?
ワイワイ楽しくおしゃべりして発散した方が絶対元気になれるのに!
と。
でも内向型は人と接すれば接するほどエネルギーを使うので、
刺激の少ない静かな場所で1人穏やかに心を休ませる時間が必要なんです。
楽しくおしゃべりするのはもちろん好きですが、ウルトラマンが3分間しか地球で活動できないように、活動限界が存在するんですよね…。
そうして群れずに1人になりたがる内向型は、外向型からすると「人とコミュニケーションを取るのが嫌いな人」として映っているかもしれません。
実は人恋しい
ただホントのところは違うんですよね。
普段から何だか自分は周りとズレていると感じまくっている内向型だからこそ、
こんな自分を理解してくれる人間がどこかにいないかと、相手を求めている部分もあるんじゃないでしょうか。
社会で外向型に囲まれて過ごすうちに、
自分を外向型に寄せて振舞ってしまうこと、しょっちゅうあると思います。
そうすると自分のより深い内面を人に見せるという機会は滅多にないですよね。
で、休日に1人の時間がたっぷりできるとふと何だか寂しい気持ちになるってことないでしょうか?
内向型であってもやっぱり人との繋がりは欲しいんです。
でも自分の内面を知られるのは恐い
ただこれまで過ごしてきた環境によっては、
過去に自分の内面を晒して周りの反応があまり良くなかった、攻撃されて辛い思いをしたなどで自分を出すことに恐怖心を持つ方もいらっしゃると思います。
私もハッキリとしたきっかけは覚えていないのですが知らず知らずそんな恐怖心を抱いてしまっていました。
だから本当は人ともっと仲良くなりたい、話したいと思っていても
相手の反応が恐くて目を合わせられなかったり、傷つきたくないからと自分の方からそっけない態度をしてしまったり。
これだと相手が "自分が嫌われているんだ" と勘違いしてしまっても無理ないですね…(泣)
やっぱり少しずつ
そんな状況は悲しいので、
自分が繋がりたいと感じる相手に対しては少しずつ自分を見せていくことも必要なんですよね。
あくまで少しずつです。
様子を見ながらがいいですね。
一気にドバっと開示して相手に引かれてしまう場合もやはりあるでしょう。
万人と相性が合うなんてことは有り得ないですものね。
少しずつ様子を見て自分を出していって、
相手の反応が何だか渋いな、と思ったらそれ以上はやめておけばいいんです。
その方がこちらの受ける傷が小さくて済みますからね。
そうしてもしそのままの自分を認めてくれる人がいたのならとても幸せなことです。
ぜひ大事にしてください!
全員と仲良くなる必要は全くないですから、自分が大事だと思う人を大切に。
そんなわけで今日もお読みいただきありがとうございました。