- 内向型・HSP - 繊細さんのちょっとひと休み

繊細な人が生きやすくなりますように

隣の騒音対策を必死に考えた話

集合住宅で切っても切り離せない問題。

 

それがお隣さんの騒音対策!

 

不思議なものでテレビやラジオの音というのは、まったく聞こえてこないのに、人の声は驚くほど聞こえてくるんです。

 

 

 

私はひとりで静かに過ごす時間が大好きで、周りの音に人より敏感。

 

内向的、HSPにとって大切な心の充電時間を、周りの騒音によって阻害されるわけにはいきません。

 

 

管理会社に相談するのと併せ、自宅でできる対策を必死に考えた末、いいアイテムを見つけたので今回はそれを紹介したいと思います。

 

 

 

 

それが、『100均のクッションシート』

 

 

▶売っている場所

100均のインテリア用リメイクシートが並んでいるコーナー

 

▶形状

細長い棒状もしくは正方形

 

▶仕様

タイルや木材を模したクッション性のある裏面がテープ状のシート

 

▶効果の見込める音の種類

人の話し声

 

▶効果の薄い音の種類

物音、ドアの強い開け閉め

 

 

 

クッションシートと聞いて馴染みのない人もいると思うのですが、『100均 クッションシート』で検索すると画像がたくさん出てきます。

 

もともとはインテリアをオシャレにリメイクするためのアイテムとして売られています。

 

なので、どんな音もこれさえあれば解決!というわけにはいかないのですが、費用を抑えつつ自分で手軽にできる初歩的な騒音対策として私はおすすめできると思います。

 

 

 

●注意点

100均で購入できる1シートあたりの面積は小さいので何セットか揃える必要があります。

 

また本来防音目的のアイテムではないので、騒音が完全に断ち切れるわけではありません。

 

壁伝いにくる音の振動をクッションがいくらか緩和してくれるものなので、強い衝撃音や床伝いの音には効果は薄いです。

 

●メリット

インテリアのリメイクシートであるため、お部屋がオシャレに変身して嬉しいです。

 

また100均のクッションシートは、強力な防音効果はないにせよ、見積もりや工事が必要な本格的な防音シートよりずっとずっと安くて、賃貸でも取り入れられます。

 

●私のアレンジ方法

 

シートの裏面には剥離紙がついていて、それを剥がすとシール状になっているのですが、私の場合、剥離紙は剥がさずに使っています。

 

シート全面をべたっと賃貸の壁に貼り付けるのは抵抗があったため、剥離紙の上から小さく切った両面テープを貼って、それを壁に貼り付けるようにしているんです。

 

これで壁のダメージは最小限に。

 

たまに剥がれてポロッと落ちてしまうのは難点ですが、壁紙を大きく剥がしてしまうよりはいいです。

 

また壁一面に隙間なくクッションシートを並べようとしたらかなりの量を買い込む必要がありますが、私はいったん音の気になる方向の壁にだけ、少し間隔をあけつつ貼っています。

 

全面貼った方が効果は高いのかもしれませんが、壁に遮るものが何もなかった時より、いくらか人の声の聞こえ方はマシになりました。

 

●補足

騒音対策にはほかに、音の気になる壁側に沿って背の高い家具を置くといったものがあります。

 

ただレイアウトの都合上難しい場合もあると思うので、そんな時今回紹介したクッションシートが助けになります。

 

また、向こうから音がよく聞こえてくるということは、こちらの音もよく聞こえている可能性があるということ。

 

騒音対策というのは、何も向こうからの音を防ぐだけでなく、こちらが出す音を向こうに届きにくくするという目的もあります。

 

 

 

日本の狭い住宅事情、少しでも快適に過ごせるよう思いやりと工夫をしていきたいですね。