- 内向型・HSP - 繊細さんのちょっとひと休み

繊細な人が生きやすくなりますように

繊細な子供

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子供の頃、親に写真を撮られたり学校の運動会や授業参観といった行事に来てもらうのが本当に嫌でした。

 

なぜなら「目立つのが嫌」「人に見られるのが嫌」な私は親に対してであっても常にそんな感情を持っていたからです。

 

我ながらひねくれた子供だったと思いますが、こういう子供もいるんだということをいろんな世代の人に知ってほしいなという思いで、今日の記事を書きます。

 

親に対しても超人見知りを発揮する子供がいても、どうかあたたかくすごく遠目に見守ってあげてほしいです。(できれば全然見てませんよの振りをしてもらえると嬉しいです…。)

 

 

それは個性。

 

大人になって、内向型やHSPという言葉を知り、子供時代の自分の感情に合点がいきました。

 

内向型やHSPと呼ばれる気質の人は、周囲からの視線など、外部からのあらゆる刺激に対し、非常に敏感であると。

 

だから、親も含めて周囲から注目を浴びるという状況は刺激が強すぎて苦痛だったんですね。

 

なんで写真なんか撮るんだろう

 

写真の被写体になるというのも私にとってはとても苦痛なものでした。

 

喜んでピースサインを決める余裕なんて全くありません。

 

今でこそ仲の良い友達と記念撮影に一枚といったシーンだったらまだ大丈夫なのですが、

 

親からの視線を一身に浴び、カメラを構えられるというのはなんとも居心地が悪かったです。

 

親が来る行事が憂鬱

 

また多くの子は学校行事の時、親に見に来てもらいたいと望み、親が来れないとガッカリするものじゃないでしょうか。

 

私はこの反対で、もし親が来れないと言ってくれたのなら超ガッツポーズだったと思います。

 

これは

決して親が嫌いだった訳じゃありません。ただただ注目されるのが嫌で放っておいてくれという心情でした。

 

でも周囲に私と同じように親に来て欲しくないと願う子はいませんでした。

 

だから、こんな自分は子供ながらにひねくれているなと自覚していたのです。

 

そしてこんなことを思ってしまう子供を持ってしまって親がかわいそうだなとも思っていました。

 

そういう子もいるんだ

 

そういう子もいるんだと少しでも多くの人に受け止めてもらえたら嬉しいです。

 

「目立つのが嫌」「人に見られるのが嫌」

 

だから親に「こっちなんか見ないで放っておいてほしい」ずっとそう思っていても言えませんでした。なんとなく親に対しての罪悪感もありました。

 

結局ちゃんと誰かに相談できたことはありません。

 

子供の頃からずっとそうだった私。

皆さんはどうだったでしょう?

 

内向型やHSPを知ってからは、なんでこんなに見られることがストレスなのか理解できましたが、子供の頃はそんなこと知る由もなかったので、ただ1人で悩んでいる状況。

 

そんな子供がこれからはもっと生きやすい時代になっていくといいなぁと思います。

 

ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。なっぴーでしたm(_ _)m

 

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私は大人になってもやっぱり目立つことは苦手で、会議で一言発言するにも一苦労なこの頃です(゚ー゚;