- 内向型・HSP - 繊細さんのちょっとひと休み

繊細な人が生きやすくなりますように

心を強くする方法が知りたい?

強い心を手に入れるんだ!

と意気込んでいる

繊細な人がいたら

 

目指す方向を見直した方が

いいかもしれません。

 

なぜなら私もずっとそれを

目指してきた結果

違和感を覚えたからです。

 

今回は心は強くするより

癒すことの方が大事なのでは?

というお話です。

 

 

打たれ強くなるはず、、?

 

なんべんも転んだら

転んだ数だけ強くなる、

 

みたいな言い伝え?が

ありますが

 

それが当てはまらない人も

いますよね。

 

繊細な心には

痛みは毎回新鮮に感じます。

 

ちょっと何か言われただけで

すぐ落ち込むしそれを

長いこと引きずります。

 

そしてもう全部が一気に

嫌になります。

 

こんな新鮮さは別に望んでいないのに!

 

鋼の心はどこぞや?

 

いろんな困難に直面する度、

(繊細だとびっくりするくらい些細なこともすぐ大きな困難に化けます…)

心が強く成長すると

妄想していたのですが

 

自分の言ったことやったことでも

後悔で心が痛くなるし

人から言われたことされたことでも

やっぱり毎回心が痛くなります。

 

たくさん痛い思いをしても

一向に強靭な鋼の心は

手に入らなかったんです。

 

まだまだ修業が足りないと

思いますか?

 

甘いと思われてしまうでしょうか?

 

でも人の辛さはその本人の

定規じゃないと測れないんですよね。

 

心が痛むことに

慣れっこもありません。

 

皮膚が分厚くなるとか

そんなことはなく

毎回新鮮に痛いです。

 

そういう気質

 

これはもともとの繊細な気質は

ずっと自分の中に組み込まれている

ということだと思います。

 

繊細なもんは繊細なんです。

 

毎回痛くなってしまうのは

もうそういう気質なんです。

 

であればもう鋼の心を手に入れる

レーニングをやめて

別の作戦が必要ではないでしょうか?

 

痛くなったらすぐ手当

 

体と同じで心も

痛くなったらすぐ手当するのが

賢明です。

 

でないとその痛みから別の痛みが

併発したり

痛みが肥大化して重症化する

危険があるからです。

 

繊細な人は深く考えるのが

得意な分

考えすぎて痛みを悪化させがち

なので…。

 

ただ手当といっても

ちょっとしたことで

 

ちゃんと泣くとか

文字にして痛みを書き出すとか

そういったことです。

 

痛みを放置しておくと

そのうちなんで痛んでいるのか

自分でもわからなくなって

しまいそうなので

 

なるべく痛みが新鮮なうちに

然るべき形で出すのが

いいと思います。

 

そのあとはしっかり

休息の時間をとって

家事をサボっても

お風呂に入るのさえ

億劫になっても

全部許してあげましょう。

 

それで好きな物を食べて

好きな音楽を聞いて

心を癒すこと。

 

こうして繊細さと向き合って

自然に生きていきたいですね。

 

ということで

心を強くする、ではなく

心を癒すことを意識して

いければと思います。

 

それではまた!