- 内向型・HSP - 繊細さんのちょっとひと休み

繊細な人が生きやすくなりますように

気を使って心をすり減らしている

気を使って心をすり減らしていませんか?

 

どんな相手も思いやることを

ポリシーとしてきましたが

私は疲れてしまいました。

 

どうやら全人類を思いやれるような

海のように深い懐を私は

持ち合わせていなかったようです。

 

 

だから決めたことがあります。

 

 

気を使って心をすり減らしている人がいたら、

これから書く考えがもしかしたら

参考になるかもしれません。

 

 

私はこれを試すのに

少し勇気が要りましたが

前より心が楽になったように思います。

 

 

 

 

こうやって気を使ってます

 

こんな風に言われたら嫌だろうな

忙しい時に話を振られたら嫌だろうな

立て続けに何個も依頼されたら嫌だろうな

 

 

想像力のある人は

相手の状況を鑑みて

とても気の使える人です。

 

 

相手の立場を

思いやることができます。

 

 

でも残念ながらその思いやりが一方通行

 

相手も思いやりを持って

こちらに接してくれたら

とても平和に過ごせるのですが

 

相手からこちらへの思いやりが

ほぼないという場合もあります。

 

 

そんな時こう思いませんか?

 

『こちらが普段こんなに気を使っているのになんで相手はこんなに不親切で配慮に欠けるんだ?すごくモヤモヤする…。』

 

 

だから決めました

 

思いやりのない人を

思いやる義理も義務ない

 

 

冷たく聞こえるかもしれませんが

 

相手がこちらの事情を鑑みずに

一方的に仕事を押し付けてくるような人であれば

 

こちらも相手に対し

過剰に丁寧な言葉を使ったり

遠慮するのをやめます。

 

いつもだったら枕詞をふんだんに使い

語尾も命令形でなく控えめに

・〜だったら嬉しい

・〜だと助かる

・〜してもらえるとありがたい

といった表現を使いますが

それをやめます。

 

電話するタイミングや

チャットするタイミングを

慎重に探るのもやめます。

 

遠慮して依頼のペース配分を

考えるのもやめます。

 

 

相手がそういったことを

考えられる人間でないのだから。

 

 

そのかわり

人として最低限のマナーだけ

守って接するんです。

 

挨拶はちゃんとするとか

お礼はちゃんと言うとか。

 

 

そのうえで

普段が思いやりレベル10で

接していたとしたら

思いやりレベル2ぐらいまで

落とすイメージです。

 

 

相手がこちらに対して

思いやりを持たないのなら

思いやる感性をそもそも

持ち合わせていない可能性が

あります。

 

思いやる感性がないのなら

こちらがいくら相手を思いやって

接していても

恐らく相手は思いやられていることに

全く気づいていないでしょう。

 

 

そう考えられると楽になった

 

思いやりのない人を

思いやる義理も義務ない

 

この考えを持つと何が良いかというと

自分の心が楽になるんですよね。

 

思いやりが届かず

報われなかった消化不良の気持ちが

消化できるようになります。

 

 

全ての人を思いやれるに越したことは

ありませんが

 

おそらくそんな人は

ほとんどいません。

 

 

こちらをぞんざいに扱ってくる人にまで

こちらの思いやりを分ける必要は

ないのだと思えば

 

きっと肩の荷も少しは降りるのでは

ないでしょうか?

 

必要な思いやりを必要な人に。

 

私はそう決めて

思いやりポリシーを

緩めます。