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賢い買い物の仕方

賢い買い物の仕方と聞いて何が思い浮かぶでしょう。

 

よく聞くのはポイント還元率の高いものを選ぶというもの。

 

ただひとり暮らしだったり、物数は少なくしたいと思っている人だったりすると、そもそもポイントがたまるほどの買い物をしないのではないでしょうか。

 

そういった場合でもポイント還元以外で賢く買い物できるように、私が意識しているたったひとつのことがあります。

 

『その価格に含まれるものは何か?』です。

 

これから書く内容が賢くお得に買い物したいという人の参考になると嬉しいです。

 

 

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価格が高ければ良い品というわけでもなく、かといって安くて粗悪な品もあり、買って試す前に見極めるのはなかなか難しいですよね。

 

だからこそ、多くの人が口コミを調べると思うのですが、下手すると口コミも操作されている場合があるので、こうなると自分の目と感性を磨いていくしかありません。

 

 

私はそこで、この商品はなぜこういった価格設定になっているのか?その内訳を考えてみます。

 

そして

 

その価格が妥当か?自分がその金額を支払いたいと思うに値するかを考えます。

 

 

 

 

具体的には以下の点を私は考えるようにしています。

 

 

●広告宣伝費

もし有名人やタレントの方がCMをされていたり、商品のPOPなどに起用されているのであれば当然そこにはお金がかかっています。

 

そういった誰かを起用するといったもののほか、目を引くWeb広告や商品周りを彩るステキなPOP、おしゃれなリーフレットといった販促物も当然制作する人件費と広告入札費、印刷代や運送費などがかかっています。

 

その広告宣伝費はバカになりません。

 

企業はこの広告宣伝費も考えたうえでその商品の価格設定を行います。

(当該商品に直接広告宣伝費をのせずに、そのほかの利益率が高い商品や別事業で会社全体の収益バランスをとるといった手法もあります。)

 

 

●パッケージ、容器

また注目すべきは広告宣伝費だけではありません。

 

商品のパッケージや容器にも当然お金がかかっています。

 

パッケージに特殊な印刷がされていたり、良い紙が使われていたらそこにはそれだけの費用が発生するということです。

 

容器もよくある汎用的な形でなくて、ちょっと変わった形をしていたら、新しく金型を制作するところから費用は発生します。

 

既存のものを流用するのと新しく金型を起こすのではやはり費用に差が出ます。

 

 

 

価格の背景を読み解く

ということで私が主に注目しているのはこの「広告宣伝費」と「パッケージ、容器」の2つ。

 

ほかにも価格設定には生産数や販売店舗数などさまざまな要素が絡んできますが、まずはこの2つに注目するだけでも、買い物で見えてくる景色が変わってくるのではないでしょうか。

 

 

ただ単に商品と価格を見て「高い!」「安い!」と判断するのではなくて、なぜこの価格設定になっているのかその背景を考えたうえで購入の判断をすれば、普段より納得感を持って賢く買い物できるはずです。

 

 

たとえば商品の性能は同じでも価格が全然違うというのは広告宣伝費やパッケージ、容器などの要素が影響している可能性があるんですね。

 

高いものには高いなりの理由があるんです。

 

そこを含めて「買いたい!」と思えるかが大切だと思います。

 

 

 

普段の買い物の参考になったら嬉しいです。