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【お仕事レポート】スーパーの試食サンプリングのバイトの話

世の中には本当にたくさんの仕事があるわけですが、詳しく知っている仕事って、自分が実際に経験したことのあるせいぜい2、3種類くらいという非常に狭い世界じゃないでしょうか?

 

だから私は自分がやったことのない仕事の詳しい話を聞くのが大好きです。

 

人生の限られた時間の中で、自分が体験することのできる仕事の数はそう多くありません。

 

だから、私は自分が経験した仕事の話をシェアしていこうと思います。

 

 

 

 

そのひとつが、タイトルにある「スーパーの試食サンプリングのバイト」

 

 

 

あなたの知らない世界が知れるかも?

ぜひ最後まで読んでもらえたらうれしいです。

 

 

 

 

ちなみに

コロナで試食サンプリングができなくなってしまい、最近ではあまり見なくなってしまったかもしれませんが、スーパーの食品売り場でホットプレートに食材を広げ、ウィンナーなどを試食させてくれるあれです。

 

私はかつてこのスーパーの試食サンプリングのバイトをしていました。

 

 

それでは「仕事内容」「向いている人」「ここが大変」という項目にそって、お伝えしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

仕事内容

私が所属していたところは登録制となっていて、その都度スーパーに派遣されます。

 

なのでスーパーの従業員というわけではありません。

 

自分が働ける日を申請して、その日程の中から案件(どこのスーパーでどの商品を担当するか)が紹介されます。

 

商品は基本的に新商品が中心。

 

商品の特徴を覚えて、お客様に紹介し、試食を勧めたり、試供品の配布を行います。

 

事前に登録事務所で練習をしてから行くのでぶっつけ本番ではありません。

 

当日はスーパーの担当従業員を尋ね、展開場所や簡単な注意点を聞き、いざスタートです。

 

最初に説明を受けたあとは基本的に放置プレーですが、試食サンプリングに使った商品の数、お客様がかごに入れていってくれた数をメモして最後にレポートにまとめて報告します。

 

(厳密なノルマは確かなかったと記憶しているのですが、レポート提出もあるので、あまりにも低い数字だとやる気のなさを疑われます。)

 

あと、抜き打ちで登録事務所のスタッフが視察に来ることがたまにあり、ちゃんとやっていないとあとで叱られます。

 

(私は昼休憩後に裏の通路で迷子になってしまい、売り場に戻るのが遅くなって叱られたことがあります。)

 

 

 

向いている人

登録制で、毎回訪問するスーパーも担当する商品も変わるため、

 

飽きっぽい人、新しい物好きな人に向いていると思います。

 

また、こちらから積極的にお客さんにアピールして商品に興味を持ってもらう必要がおるため、人懐っこい人、愛嬌がある人はかなり活躍できるのではないでしょうか。

 

ちなみに私はこれと正反対の人間です。

(よくそれでやってたなぁ…遠い目)

 

 

 

ここが大変

①寒い

スーパーの食品売り場というのは、基本寒いです!!

 

食品を置いているわけなので、保冷ケースから冷気が溢れ出ています。

 

しかも、同じ場所にずっと立ちっぱなしでほとんど動くことなく試食サンプリングするため、体がかなり冷えます。

 

冷え性の私にはこれがなかなかきつかったです。

 

シャツにエプロンといったスタイルが標準のため厚手の上着を羽織ったりすることもできず、私はインナーのヒートテックを重ね着していました。

 

 

②迷路

スーパーの従業員が使う通路はほんとに迷路のようです。

 

初めて行った現場でその通路を把握するのは至難の業。

 

一度休憩に入り、いざまた売り場に戻ろうとした時、どこの通路をどうやって来たのか思い出せず、通路をうろうろ行ったり来たりする怪しいスタッフに成り果てます。

 

方向音痴な人にはきついかもしれません。

(はい、私がその方向音痴です…。)

 

 

③スーパーの従業員と間違われる

スーパーの従業員と間違われて商品の場所を聞かれることがしょっちゅうあります。

 

基本的に初めて訪れるスーパーばかりのため、私もフロア全体の商品陳列はさっぱりわからず慌てて従業員の人を探すことになります。

 

これがなかなかそういう時に限って従業員の人がフロアに全く見当たらないんですよね…。

 

 

④孤軍奮闘

基本的にどこの現場もひとりで向かいます。

 

スーパーの従業員も当然初めて会う人ばかり。

 

わからないことがあっても、すぐ傍にスーパーの従業員がいてくれるわけではありません。

 

そしてみなさん忙しいのでこちらと絡む機会はほぼありません。

 

ひとりで気楽ではありますが、頼れる人がいないという不安はあります。

 

 

 

振り返ってみて

今思うと私の苦手な要素がてんこ盛りで、よくやってたなあという感じです。

 

まあそのおかげで、この仕事の苦労も知れ、私の世界が広がりました。

 

貴重な経験です。

 

ひょっとしたらこの仕事は試食を勧めるだけの楽な仕事というイメージを持っていた人もいたかもしれませんが、実際やってみると見えなかった苦労がよく見えます。

 

百聞は一見にしかずですね。

 

 

 

 

ということで、私がかつて経験したお仕事レポートでした。