心配されると惨めな気持ちになる
「大丈夫?」と心配してもらった時、なぜか心にモヤモヤが発生します。
最初はなぜだかわかりませんでした。
以前仕事で心身をやられて弱っていた時に
「大丈夫?」と声をかけてもらうことが何度かあったのですが
その度私の心に生まれたのは
惨めさ。
──
相手はきっと優しさから「大丈夫?」と声をかけてくれています。
でも私はこう考えてしまいました。
「自分は人にこんなに心配される、弱くて情けない人間なんだ」
「心配されるくらい弱く、哀れな姿として人の目に映っているんだ」
それがなんというか、恥ずかしいというか、とにかく自分を惨めな気持ちにさせました。
──
じゃあ一体私はどうして欲しかったのか?
多分心配じゃなくて共感されたかったんです。
「私もそういう経験あるよ。しんどいよね。」
そうやって同じ目線で隣にいてくれる存在が欲しかった。
──
心配してくれる人がいるというのはありがたいことですが、
どうしても私はその心配を卑屈に受け取ってしまいます。
だから私も心配で声をかけたくなった人がいたら
「大丈夫?」と声をかけるのではなく、
もっと別の声かけを考えたいです。
だって、
「大丈夫?」と聞かれたら条件反射的に
たとえ大丈夫じゃなくても「大丈夫です」ってだいたい言っちゃうじゃないですか。
──
皆さんは「大丈夫?」と聞かれた時にどう反応するでしょうか。
「大丈夫じゃないです、まじ助けてください〜!」
なんておどけた様子で明るくヘルプを出せる人、憧れます。
──
ただ私にはまだそういった返し方はハードルが高くて
「大丈夫?」と心配される前に強がって普通を装ってしまいます。
悪い癖だなぁと思います。
だから、自分との約束。
これからは心配してもらった時に惨めになるのではなくて
素直にその場で助けを求められるように、少しずつ考え方を変えていこう。