コミュニケーションに目線は大切だという話
昔から根っからの人見知りで、初対面の人がたくさん集まる場では数日前からソワソワしてしまうというみなさん!
大丈夫です、私も仲間です。
(いや、何も大丈夫ではない?!)
誰かと会う時、第一印象が大切だと思うほどに重圧がのしかかり、どうコミュニケーションをとったらいいのか、全くわかりませんよね。
そんな私も、一応接客業含めいろいろと仕事を通して学んできたことがあります。
今回はそんな人見知りの視点から気づいた、コミュニケーションでの発見について書いてみたいと思います。
■コミュニケーションで大切なこと
これまでの人生経験からわかったこと、
それはコミュニケーションに目線が大切だということです。
一体どういうことなのか、もう少し詳しく見ていきます。
なぜか周囲から声をかけられやすい人、頼りにされている人というのは、
コミュニケーションが苦手な人と"ある点"が決定的に違いました。
それはどんなことかというと、
自分の周りに誰か人が近づいてきた時に、その気配に反応してきちんと顔を上げ相手に目線を移すことです、、!!
このとても些細な反応が、コミュニケーションのしやすさに大きく関わっていることに気づきました。
■対話の基本姿勢
自分が相手に話しかけなければならない場面で考えてみるとよくわかります。
相手に話しかけようと恐る恐る近づいていき、さてなんて声をかけようか?と思案している時に、
相手がこちらの存在に気づいてこちらを見てくれたら、ぐっと話しかけやすくなるんですよね。
これがもし、相手にかなり近づいたのに全く反応を示さず黙々と作業していたら、話しかけにくさが倍増すると思いませんか?
相手からこちらに気づいて顔を上げ、目線をこちらに合わせてくれると、
対話の基本姿勢が出来上がっているので、話しかけやすさがぐーんと上がるんですよね!
これが、コミュニケーションに目線が大切だという真相です。
■私の失敗
私は職場の上司から「冷たい人だと思った」と言われたことがあるのですが、
恐らく人見知り故に目線を無意識に逸らしまくっていたことが原因だと思います。
思いがけず目が合ってしまったらなんて言葉を発すればいいかわからず焦ってしまうし、話すのが苦手だから極力話すきっかけを増やしたくないと、
誰かが近づいてきても目線をそちらに移さないようにしていたんです。
今思うと、これでは話しかけづらくて冷たい人という印象を持たれても当然ですね。
本当は話しかけてもらいたい場面でも、
目が合ったら恥ずかしいし、相手が話しかけるつもりでなかったとしたら気まずい雰囲気になってしまうと思って目線をとにかく逸らす。
書いていて思いますが、こうして客観的に見ると、なかなかにコミュニケーションが取りづらい人になっていますね、、。
■言葉より先にくるもの
コミュニケーションにおいて、言葉より先にくるものは目線です。
人見知りでも口下手でもいい。
言葉ももちろん重要だけれど、まずは目線を相手に向けること。
自分の視界にちゃんと相手を映すこと。
その姿勢がコミュニケーションの入口です。
口だけでコミュニケーションを取ろうとしていたら、多分それでは不十分です。
普段より少しばかり勇気を出して近くの人に目線を移してみる。そこから会話が始まるかもしれません。
『始まりは目線から。』
私のコミュニケーションの教訓でした(*´`)