- 内向型・HSP - 繊細さんのちょっとひと休み

繊細な人が生きやすくなりますように

内向型・HSPとオンラインコミュニケーション

f:id:imptan:20211014185043j:image


仕事でもプライベートでも人と直接会う機会が減って寂しいという声をよく聞くようになりました。

 

確かにそうかもしれません。

 

ただ一方でオンラインのコミュニケーションに安心している自分もいます。

 

世の中では直接のコミュニケーションが最良で、オンラインのコミュニケーションはその下位互換でしかないと捉えられているかもしれませんが、私はそうは思いません。

 

そこで内向型・HSP気質を持つ私から見た、オンラインコミュニケーションの良さについて書いてみたいと思います。

 

(※同じ気質でも個人差はあるので全ての人に当てはまるとは限りません。)

 

 

──

人と直接やりとりするコミュニケーションの素晴らしさはもちろんあると思います。

 

ただ同時に、それは内向型HSP気質を持つ私には負担にもなっていました。

 

 

 

人が同じ場所に集まった時の場の空気というのは気を使うポイントがあまりにも多い。

 

 

 

気配をそばに感じながら、何かをするというのは居心地が悪く、周りに迷惑をかけてはいけないというプレッシャーもあり、とにかく神経がすり減ります。

 

そうして、私はどこかぎこちない言動になってしまうんです。

(周りにはそう見えてないかもしれないですが、普通を装おうとして心穏やかではありません。)

 

 

──

それがオンラインだと直接のコミュニケーションに比べて多くの情報がそぎ落とされます。

 

大抵の人はそれを寂しがりますが、私にとってはそれくらいが丁度良いと感じるのです。

 

特に初対面だったり、関係性がまだ浅い相手だった場合はそうです。

 

 

──

親しくなった人とは直接のコミュニケーションの方が楽しめることが多いのですが、

 

仕事など、ある程度緊張感が伴う場であれば、なおさらオンラインでのコミュニケーションの方が気が楽だと感じました。

 

 

不思議なことに、オンラインの方が普段よりいくらか元気に明るく話せるんですよね。

 

直接目の前に人がいると緊張でストレスが多くかかるのですが、良い意味で距離感があるオンラインだからこそ、肩の力を抜いて振る舞うことができるのかもしれません。

 

それに自分が最も安心できる家の中にいるということも、緊張感を緩和してくれている要因だと思います。

 

 

──

今仕事の人達とはほぼオンラインでコミュニケーションをとっていますが、私にとっては直接会って話すよりも早く親しくなれている気がします。

 

直接会ってしまうといろんなことを考えすぎてしまってコミュニケーションが億劫になるし、緊張で力が入ってしまい、疲れてしまいます。

 

 

──

オンラインで無理せず少しずつ相手に慣れていって、親しくなってきた暁には、直接会ってコミュニケーションを楽しめるといいなぁと思います。

 

そんなこんなで、オンラインでコミュニケーションが取れる環境にありがたさを感じているこの頃です。