優等生ぐせがある人は見るべき
周りの目を気にしてなんでもきっちりやる優等生、と聞いてぎくっとしてしまった人にぜひ読んでもらいたい作品があります。
山口つばささんの「ブルーピリオド」というコミックです。
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その作品のあらすじですが
「真面目であることが無難な生き方」だと無意識のうちに何をするにも建前を優先した良くも悪くも批判されない生き方をしてきた主人公が、絵の世界に踏み込み自分の本音と向き合っていくというものです。
美大受験までの葛藤などとても読み応えがあります。
私は特別美術に詳しいわけではないですが、美大受験がどういうものか知れてそこも興味深かったです。
特に印象に残っているセリフは
美術予備校の大葉先生の
「マジメさに価値があるのは義務教育までよ
あっ真剣なのはいいことよ
でも苦手を克服するのはテストの点の取り方ね
それにマジメさ・・・イイ子でいることを評価してくれるのはそうだと楽な先生と親だけでしょ?」
優等生を演じてきた自分にはぐさりとくるセリフでした。
マジメさを否定するのではありませんが、マジメさにすがってきた自分にはなかなか痛いところをついてくる作品です。
でもとっても面白いです!!
気になった方ぜひ読んでみてください!
美術がテーマの作品だけあって絵もとっても素敵です。
ということで、優等生ぐせがある人にオススメの作品でした!
それではまた。
なっぴーでした。