- 内向型・HSP - 繊細さんのちょっとひと休み

繊細な人が生きやすくなりますように

「すみません」の罠

自分に自信がないと

ついつい口癖で大した意味なく

「すみません」

と言ってしまうことは

ないでしょうか。

 

「すみません」という言葉は

声をかける時

謝罪する時

いろんな場面で使える

便利な言葉ですが

使いすぎは要注意です。

 

「すみません」ばかり

日頃から言っている人は

実は損しているかもしれません。

 

今日はそんなお話です。

 

「すみません」の罠を紐解いていきます!

 

 

友達から出た禁止令

 

小学生の頃から

超絶自分に自信がなかった私。

 

友達にもいつも口癖で

「ごめんね」ばかり言っていました。

 

そんな私に

しびれを切らした友達から

ついに「ごめんねは禁止ね!」

と言われてしまったんです。

 

いざ「ごめんね」を禁止されると

けっこう戸惑いました。

 

今まで「ごめんね」で済ませてきた

場面を今度はどんな言葉に変えていけば

よいのかすぐに口から出てきません。

 

「ごめんね」に頼りきっていたんですね。

 

全ては自信のなさから

 

「ごめんね」にしても「すみません」にしても

言葉の意味としては謝罪ですよね。

 

自分が何か悪いことをしてしまったと自覚した時にこの言葉が出るはずです。

 

それなのに、

自分に自信がなさ過ぎたせいで

 

よく考えたら自分は特に悪いことをしていないのに謝ってしまっていたんです、、、!

 

その時の脳内はこんな感じです。

 

よくわからないけど

相手の機嫌が悪そうだから

私がきっと何か悪いことをしたんだろう、

だから謝ろう。

 

私が役立たずだから迷惑になってるに違いない、だから謝ろう。

 

私なんかのために気を使ってもらって悪かったな、だから謝ろう。

 

原因は自分にあるのだろうから

謝るんだ。

 

こういう思考です。

 

それはとても心地悪い

 

謝られる相手からしたら

これはとても心地悪いんですよね。

 

自分が仲良くしている相手は

いつも自分が悪いからと謝ってくる。

自分で自分を貶めている。

 

私の友達=貶められるべきひどいやつ

だというのか?

 

相手にはそう映るんですね。

 

だから私の友達もしびれを切らしたのだと思います。

 

自己暗示がかかる

 

何度も何度も

「ごめんね」や「すみません」

という言葉を発しているうちに

 

本当に自分が悪いんだと

思えてきてしまうから恐いです。

 

自分はみんなにとって迷惑

だという自己暗示が

どんどん強化されていきます。

 

もともと

ほとんどなかった自信が

さらに減ってスッカラカンです。

 

こうなると悪循環が止まりません。

 

さらなる危険

 

こうして

謝るキャラが定着してしまうと

他者に雑に扱われるように

なってきます。

 

あいつは何を言っても

自分から謝るから都合がいい。

 

と認識されてしまうのですよね。

 

1度こうなると

抜け出すのに苦労します。

 

言葉の自粛

 

だから

「ごめんね」や「すみません」

と口にしそうになったら、

一瞬立ち止まって欲しいです!

 

本当にこの言葉が適切なのか?

 

私が本当に相手にとって迷惑だったのか?

 

それははっきり誰かに言われたのか?

 

思い違いではないのか?

 

心からすまないことをした

と感じているのなら

心のまま謝ればいいと思います。

 

でももし

ただの自己否定癖からくる

「ごめんね」「すみません」であれば

いったんその言葉は

しまいましょう。

 

その代わりに相手を気遣う言葉を。

 

「大丈夫でしたか?」

「おかげさまで」

「ありがとうございました」

「助かりました」

 

こういった言葉をかけて

もらった方が

受け取る側も嬉しいですよね。

 

謝られてばかりだと

恐縮してしまいますから。

 

まとめ

 

ということで

ついつい口癖で使ってしまう

「すみません」にはデメリットが多いので

使う時はしっかり吟味して

適切に使いましょう!

 

私も気を付けます!

 

 

では、今日はこの辺りで。

なっぴーでした。