- 内向型・HSP - 繊細さんのちょっとひと休み

繊細な人が生きやすくなりますように

前向きになろう!の罠

小さい頃から些細なことで

落ち込みやすくて

 

どうしたらクラスのあの子みたいに

前向きになれるんだろう?

 

とずーーっと考えていませんでしたか?

 

私もそうでした。

前向きな人はキラキラして

楽しそうで羨ましくなりますよね。

 

ただ考え方によっては

前向きになろう!には

罠が潜んでいるのに

気付いているでしょうか?

 

前向きになろう!と

必死に頑張っている人は

一度立ち止まって

点検してみてください。

 

ではその罠について

早速書いていきます。

 

―――

 

みなさんは

前向きになることにこだわるあまり

自分の感情を否定して

なかったことにしようと

していないでしょうか?!

 

どういうことかというと

 

失敗しちゃって

「恥ずかしかったな」

「悔しかったな」

「情けなかったな」

「悲しかったな」

 

そういった感情が生まれたとして

 

無理に前向きになろうとすると

 

その感情に蓋をして

こんなこと思っちゃダメだと

カラ元気を出して

 

「気にしない気にしない!」

 

で片付けてしまおうと

するんです。

 

これはよく考えると

自分の気持ちに嘘をついて

いることにならないでしょうか?

 

これを積み重ねると

だんだん気持ちがちぐはぐに

なってきてしまう恐れがあります。

 

そして気付くんです。

 

「あれ?こんなに前向きになろう!と

意識しているのに何だか違和感があるなあ」と。

 

ではどうすればいいのかというと

 

それはとても単純で

自分に生じたマイナスの感情も

素直に存在を肯定するんです。

 

恥ずかしさや悔しさや情けなさや悲しさなどを一度きちんと受け止めて

 

「辛かったよね」

「大変だったね」

「しんどかったね」

 

そうやって自分に声をかけて

あげます。

 

そっと背中をなでてあげるように。

 

そうしていくうちにゆっくり

気持ちが浄化されていくんです。

 

なので

マイナスの感情を否定して

前向きになろう!と意識するのでなく

 

マイナスの感情を肯定して

共感してあげることが真の前向き

と言えるのではないでしょうか。

 

前向きになろう!として

違和感を感じていたら

ぜひ試してみてください!