自己満も案外悪くないかも
自己満足、略して自己満。
この自己満に対して思っていることを、今回は書いてみたいと思います。
タイトルでもう既に書いてしまっているのですが、
自己満も案外悪くないかも、ということです。
自己満のイメージ
自己満と聞くとちょっとマイナスイメージがあるかもしれません。ナルシスト的な感じがすると言えばします。
でも、この自己満が自分の毎日を心地よくするのに結構大切なマインドだと私は思うんです。
自己満の反対の他者満
自己満を理解するうえで、その反対にある他者満も考えてみるといいかもしれません。
一般に他者満足、他者満という言葉は聞きませんが、周囲の満足という概念はみなさん体感で知っていると思います。
他者満を周囲が納得して満足していることとすると、無理して他者満に沿うのではなく自己満を貫いた方が幸せなのでは?ということです。
例えばこんな具合です。
「あの年になって独身だなんて可哀想」と思われていたとしても、本人が独身で満足しているのなら、それでいいんです。
「あの人ならもっといい学校に入れたのにもったいない」と思われていたとしても、本人がその学校で満足しているのなら、それでいいんです。
「あの人はファッションセンスがない」と思われていたとしても、本人がそのファッションが好きで満足しているのなら、それでいいんです。
みんな他者満に振り回されている
もちろん周囲の人が満足して喜んでくれるというのは嬉しいことです。でもそこから自分の満足が欠けてしまっているとしたらどうでしょうか?
自分の気持ちが置いてけぼりです。
自分の気持ちを置いてけぼりにして周囲の満足に応え続けてしまうと、いつかその周囲を恨めしく思う日がやってくると思うんです。
例えば進学で悩んでいたとして、自分の希望する学校が親から猛反対されたとします。(お金の問題などあるかと思いますがいったん置いておきます。)
この時、親の満足を優先して自分の希望する学校を諦めたとしたら、
在学中も卒業後もきっと、本当はほかに行きたい学校があったんだ、こんなはずじゃなかった、といったモヤモヤをずっと抱くことになり、次第に親に対して恨めしい気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。
これは何も親に限らず、周囲のあらゆる人に対して起こりえます。
自己満をまず第一に
私は他者満に振り回されて他人を恨むことにエネルギーを使いたくありません。
仮に他者満を叶えるにしても、それにはまず、自己満が第一です。
順番として自己満が先にきて、それが叶ってから他者満について考えていくのがいいのではないでしょうか。
そうやって自分の気持ちを大事にする習慣がつけば、自ずと他人の気持ちも大事にしようと思えてくるはずです。
そう考えると、自己満も案外悪くないですよね(^.^)