友達ができない理由
「友達ができない理由」
自分で書いていて虚しくなるテーマです…。
私は友達がひとりしかいません。
友達は多ければいいってものじゃない、そんなことはわかっているのですが、すぐに親しくなれる人たちを見ているとやっぱり羨ましいんです…。
だって何かを共有して喜んだり応援できたりする友達がいれば、それだけで心が救われるから。
そこで、友達ができない理由を自ら分析してみました。
どこかの誰かの参考になったら嬉しいです。
友達ができる条件
私は小さい頃から友達づくりが苦手で、仲良くなるのは決まって部活を通して共通の目的に向かい、長い時間行動を共にした人たちの中からでした。
そういう外部要因、つまり一緒に何かをせざるを得ない環境が、ようやく友達のできるきっかけになっていたんです。
そうでなければ、自らきっかけを生み出して他者に対して積極的に働きかけるなんてできません。
一緒に協力してやらなければならない、ある意味で強制的な環境は私にとっては好都合だったということです。
大人は難しい
ただ、大人になるとそういった部活のような環境はほぼなくなります。
仕事も共通の目的に向かい協力していく点では部活に似ていますが、あくまで仕事は仕事。
みんな友達づくりに来ているわけではありません。
利害関係も出てきて、なかなか純粋に仲良くなれることは少ないように思います。
基本姿勢が違う
ただ、仕事の場であってもすぐに周りと打ち解けられたり、友達ができる人ももちろんいます。
そういう人たちと、友達ができない自分とで一体何が違うのか??
これがきっと一番の原因だと思うのですが、人と接する時の基本姿勢だと思い至りました。
私は臆病で警戒心が高く、非常に慎重なため、慣れていない人と接する時は常に警戒モード全開、気づかぬうちに相手を疑ってかかってしまっていました…。
「こいつはヤバいやつじゃなかろうな?」
そんな態度で相手を見定めているんです。
当然口に出したりはしませんが、きっと疑いのオーラが隠しきれず、滲み出てしまっていたのではないでしょうか。
接客を通してわかった鏡
私がそんな警戒心バリバリで疑いの目を向けていたら、それは相手だってこちらを警戒してしまうに決まっています。
相手は自分を映す鏡、とはよく言ったものです。
接客業をしていた時に感じたのですが、はじめからこちらを信用してニコニコ接してくれるお客さんには、こちらも自然と心が開けて普段以上にいい接客をしようと思えたものでした。
逆にこちらが何もしていないのにも関わらず、最初から不機嫌な態度で来られたお客さんには、こちらも警戒心から普段より接客がぎこちなくなってしまったり、早く帰ってくれないかなーなんて心の中で思ったりしたものでした。
結局はじめの態度
これが一番大切なのだと思います。
相手のことがまだ何もわからない、本当にはじめの段階での、相手に対する態度。
まずは相手が素敵な人だという前提で臨んでみて、相手を疑うのはその必要が出た時からでいいのかもしれません。
はじめから警戒して疑っていたら疲れますしね。
ヤバい人も世の中にはいますが、それ以上に素敵な人だってたくさんいる。
そういう人たちと仲良くなるためには、はじめの態度が肝心。
慣れないうちはちょっと怖いかもしれませんが、普段より警戒をゆるめて、相手を受け入れてみてもいいのかもしれませんね。
どうか素敵な友達ができますように。