喋るのが苦手でもいいのかもしれない
湯水の如く次から次へと口から言葉が出てくる人に出会うと、心底唖然としてしまいます。
喋るのが苦手な人にとっては、ただただ凄いと思ってしまいますよね。
そして、どうやったら自分もあんな風にスラスラ喋れるようになるんだろうと考えたりします。
でも、喋るのが苦手なままで良いのかもしれません。
もちろん、上手く喋れたら喋れたでいいこともあるのでしょうが、うまく喋れなくても私たちは生きていけます。
大切なのは自分に合った伝達方法を見つけることなのではないでしょうか?
今回は私はそう感じるに至ったエピソードをお話ししたいと思います。
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私が勤めていた職場には、笑顔がなく冗談が通じなさそうな声の低いちょっと怖めの方がいました。
毎度私は話しかけるのに緊張していて、実際話しかけた時も、素っ気なかったり、ぶっきらぼうだったりするのです。
だからもう、そういう人なのだと思っていました。
ところが、です。
イメージが覆えされました。
対面だと上記のようにコミュニケーションの取りづらい印象が強かったのですが、仕事上で使うチャットの中で全く違う人柄が見えたのです。
なんだかチャットの文面だと対面の時より丁寧で、しかも可愛いスタンプまで織り交ぜてきます。
他の人と冗談のやり取りもチャット上でしていました。
もしかしたら、私と同じように喋るのが苦手なだけ、もしくは怖そうに見られてしまうだけで、中身はもっと優しくてチャーミングな一面があるのかもしれません。
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たとえ対面でのコミュニケーションが苦手であっても、このようにチャットという伝達手段であったり手段は選ぶことができます。
このブログだって伝達手段の一つです。
もし私がスラスラ喋ることが得意だったら、きっとブログでなくYouTubeの動画を撮っていると思います。
私は喋るのが苦手だからこそ、こうしてテキストでゆっくり考えを書くことのできる、ブログを選んでいます。
皆さんも自分に合った伝達方法をぜひ見つけてください。
自分の中にあるものを伝えるという行為は、思考の整理にもなるし、ストレス発散にもなるので大切なことです。
ということで、喋るのが苦手でもいいのかもしれないというお話でした。
最後までありがとうございました。