字に理想を込めて性格を変える
自分の書く字を見てとても不思議だなと思うんです。
子どもの頃と大人になってからでは筆跡が変わるのは当然ですが、私は数年ごとにけっこう字が変わります。
みなさんは自分の書く字、昔と変わらないですか?
私はずっと自分を変えたくてその理想を字という形に込めていたんです。
だから字を振り返ると自分の変化が感じれて面白い。
これは持論ですが、自分が書く字を変えることで性格もいくらか影響を受けるんじゃないのかな?と思います。
字くらいで性格が変わるわけないじゃん!と言われそうですが、字ってやっぱりその人の人柄が出ると思うんです。
字を見るとなんとなくどんな人柄なのかイメージできませんか?
とても丁寧な字で信頼できそうだなとか、丸っこく可愛らしい字でフレンドリーな感じだなとか、達筆で角ばっていて厳格そうだなとか。
私は小心者でビクビクしている自分が嫌いだったので、書く字から変えようと意識して大きめに字を書くようにしていました。
また、字に自分の心が現れると思って、きれいな字が書けるようにメモ紙によく練習していました。
自分の書く字が汚いとやっぱり気分が乗りませんもんね。
もちろん字を変えたからってすぐ自分の中身がガラッと変わるわけではありませんが、自分の字の変遷を見ると自分の歴史を見て取れて面白いんですよね。
あの時の自分はこういう自分を目指していたんだな〜なんていうのが伝わってきて。
もしかしたらみなさんも意識せずとも昔と今で書く字の形が変わっているかもしれません。
そこから自分の内面の変化を感じ取れるかも。
意外かもしれませんが、
字は自分と向き合うとても大切なツール。
自分の字を振り返ると何か発見があるかもしれませんね。