自分のせいと周りのせい、どちらがいいのか?
自分にとって都合の悪いことが起こった時、
「自分のせいにする人」
「周りのせいにする人」
に分かれると思います。
みなさんはどちらでしょうか?
そしてどちらなら幸せになれると思いますか?
今回は「何かのせいにすると人は救われるのか」というテーマでお送りします。
少しでも人生を明るく生きやすくしたいと思ったらぜひ読んでもらえるとうれしいです。
責めるのは安心できるから
「自分のせい」「他人のせい」どちらの場合も責めるべき対象があるというのは、ある意味安心するんですよね。
これが原因だからと、それに縋ることができるからです。
責めていればそこに思考を集中できて、他のことを考えなくて済んでしまいます。
これは一種の現実逃避なのかもしれません。
どちらがお得?
ではどちらの考え方の方がお得でしょうか?
自分のせいにばかりしてしまって苦しんでいるのなら、もう少し周りのせいにしてしまってもいいんじゃないか?その方が心が健康でいられるんじゃないか?
私は一時期そう考えていました。
周りのせいにできる人は自分を傷つけずストレスに強そうに見えたからです。
でも先に挙げた通り、
「自分のせい」にしろ「周りのせい」にしろ
何かのせいにしているうちは具体的な行動を考えずにただその場で足踏みしているだけだと気づいてしまいました。
どちらを責めていても状況は同じで現状維持です。
だから一見周りのせいにする人の方がダメージが少なそうに見えますが、責めてもどうしようもない災難に見舞われた時、きっと身動きが取れなくなります。
第3の考え方
こうして考えると、「自分のせい」でも「周りのせい」でもない第3の考え方が必要なんじゃないかと思えてきました。
それは何かのせいでなく、
「これは自分の成長のために必要な出来事なんだ」と捉えることです。
人は都合の悪いことが起こると何かのせいにしたくなります。
そうすれば、具体的な行動を考えずに済んで楽です。
でもそうしているうちは、不幸なのかもしれません。
「自分のせい」「周りのせい」と責めることで状況が良くなるのか?
悪い状況の中、責め立てているだけでは、その悪い状況からは抜け出せないんです。
責めてもちゃんと切り替える
そうは言っても、都合の悪いことが起こった時すぐに「これは自分の成長のために必要な出来事なんだ」と捉えられる人は少ないと思います。
気持ち的にやっぱり責めたくなることだってあります。
だから責めてしまっても、その後はちゃんと切り替えるんだと心がけることが大切なのではないでしょうか。
それが悪い状況から抜け出す現実的な一歩だと私は思います。
まとめ
「自分のせいにする人」「周りのせいにする人」どちらも悪い状況から現実逃避していることに変わりはないので、第3の考え方が必要です。(自分も耳が痛いです…。)
何かのせいにしてしまっても、ちゃんと切り替えて「これは自分の成長のために必要な出来事なんだ」と捉え、具体的な行動を選択していくことが悪い状況の改善へと繋がります。
何かのせいにしてしまいたくなった時、このことを思い出せるといいと思います。