人間関係で気をつけたい ” 苦手フィルター ”
これまでの人生でうまくいかない人間関係もたくさんあったはず。
そうした経験から、「こういう人間は苦手だ」という苦手フィルターが醸成されていきます。
そしてこの苦手フィルターがなかなかに厄介。
初対面で相手がどんな人間かまだ深く知れていない段階で、
「この人はきっとあの苦手なタイプだ!」
と想像して初っ端から苦手意識を持ってしまうことってないですか?
でもこれは外れることも多いんですよね、、。
そこで今回はこの苦手フィルターをなるべく取り除き、少しでも新しい人間関係に前向きに向き合えるように考えてみました。
もしやこの人も…?
私の学生時代の人間関係から醸成された苦手フィルターは、「善人面をして陰口を言ってくる人」です。
二度と関わるのはごめんなタイプです。
だからその人と同じ名字、性別、雰囲気を持つ人と出会った時に物凄く身構えてしまいました…。
きっとかつてのあの人のように善人面をして陰口を言ってくるタイプなんじゃないかと…。
でもどうしてもその人と打ち合わせをしなければならなくて、私はその時が来るまでとにかく不安でいっぱいでした。
予想は妄想だ
ところが実際に相手と打ち合わせをしてみると、苦手フィルターの人物像とはまた違った人物であることが見えてきたんです。
私が勝手にかつての経験から身構えていただけで、相手はそんなことを知る由もなく、打ち合わせが気持ちよく進むよう、丁寧に声をかけてくれました。
こうなると、もうなんだか私が勝手に恐れていたことがバカバカしい。
あの人みたいだったらどうしようとビクビク不安を募らせていたその時間がとてももったいなく感じました。
フラットな目で
自分の身を守るために苦手フィルターが作動するのは生き物としては正常かもしれませんが、こと人間関係においてはその扱いに注意しなければなりません。
「この人はきっとあの人のような○○タイプだろうな」と妄想してカテゴライズするのはやめる。
なるべくフラットに相手を見ることができるようにしたいですね。
それは人間関係の苦手意識を取り払う大事な一歩かもしれません。