好きじゃないを言えないモヤモヤ
みなさんは相手から勧められたものが好みじゃなかった時になんと答えますか。
私はいつも相手に気を遣ってしまい、「これは好きじゃない」と言えません…。
例えばこんなシチュエーションです。
・お土産で貰ったお菓子が苦手なものだった時
・面白いよと言われた映画がつまらなかった時
・今度行こうよと誘われたイベントに全く興味が持てなかった時
相手はいいと思っているから勧めてくる訳で、私がもし仮に好みではないと言ってしまったら、相手の好きを否定するようで悪い気がする…。
好きを否定されたらやっぱり嫌な気分になるだろうな…。
そう考えると「好きではない」だなんて、とても言えなくて。
だからいつも曖昧な受け答えをしてしまっていました。
そしてそのせいで相手に不信感を募らせていたかもしれません。
曖昧な受け答えに曖昧な態度。
ひょっとして好きでもないのに無理して合わせてるんじゃないか?
本心が見えなくてなんだか付き合いづらいな。
そう思われていたんじゃないでしょうか。
私が逆の立場だったらきっとそう思ってしまいます。
もしくは気に入ってくれたんだと勘違いされて、毎回好きでもないものを勧めさられる羽目になってしまいます。
そうすると、どんどん好きではないと言いづらくなってくるので、本当にこれは悪循環ですね。
「これは好きじゃない」はやっぱりちゃんと伝えた方が良さそうです。
そこで大切なのは、やっぱり伝え方ですよね。
いかにスマートに、「これは好きじゃない」を表明できるか?
「私には合わなかったけれど、たしかにこれは人気がありそうだね」
「これは苦手なんだけど、他のお勧めがあったら知りたいな」
「私はまだこれを楽しめる域に達してなかったみたい」
なるべく相手を気遣いつつ、こちらの好みでないことを伝えるには、こんな感じでしょうか。
相手の気持ちも考えて、でもちゃんと自分の気持ちも伝える。
コミュニケーションにおいて、とても大切なことだと思います。
私もまだまだ上手くできないけれど意識していきたいことです。