とっさに言葉が出ない悩み
とっさに言葉が出ない。
思ったこと、考えたこと、感じたこと、伝えたいこと。
頭に浮かんで、その存在は確かにあるのに出ない…!
あっ、あのっ…えぇと、その…。
これで何度ももどかしい思いをしている。
私以外にもそんな人、多いんじゃないかな。
言葉が出てこない原因
言葉には鮮度があるし、会話にはテンポがある。
まごまごしているうちに言いたかったはずの言葉は口から出ることなく思考の波に飲まれていく。
これがすごくもどかしい。
モヤッとする。
原因は考えすぎだったり、周りを気にしすぎだったりすることもあるけれど、それ以外にもう一つ。
【思考】→【言葉】への変換力が弱いんだ。
自分が言いたいことを適切に言い表す表現がぱっと思いつかないことが多い。
悪循環
普段から言葉にすることを諦めるクセがついていると、この【思考】→【言葉】への変換力はさらに衰えてしまうと思う。
そうなると余計に言葉にするのが苦手になって悪循環に!
それは人生をもっと生きづらくしてしまう。
人はコミュニケーションの生き物だから。
完全になる自給自足で社会と縁を切り、天涯孤独で過ごせるような人はほぼいない。
どこまで行ってもコミュニケーションは必要。
だからこの悪循環を断ち切らなければいけないんだ。
言語化力アップ
この悪循環を断ち切るために、小説やエッセイでたくさんの言葉に触れるのがいいと思う。
自分が普段使う言葉というのはかなり限定されていて、無意識に同じような表現ばかりしているはず。
ほかの人の言葉に触れると、「こういう言い方もあるのか」「この表現、すごく素敵だな」といったものに出会えるんだ。
それをどんどん吸収して、自分の中にストックしていく。
たくさんの表現に出会ってたくさん言葉のストックができれば、いざ自分が言葉にしたい何かがあった時に、よりピッタリくるものが見つけやすくなる。
映画やドラマなんかもいいかもしれないけれど、個人的には活字で視覚情報として認識できるものの方が覚えやすそう。
幸せ感アップ
人は言葉で自分の伝えたいことを言えると幸せを感じる生き物だと思う。
実感としてそれはみんな感じているんじゃないかな。
だから【思考】→【言葉】への変換力、言い換えれば言語化力をアップすることは、そのまま幸せ感アップにつながるんじゃないか?!
言いたいこと、諦めずにちゃんと言葉にしよう。
今はまだとっさに言葉が出なくても、言語化力は鍛えていける。
少なくとも私はそう信じて、今日も言語化力アップに励むんだ。