諦めたら楽になった件
勝つことを諦めたら、仕事に対するプレッシャーが減って楽になりました。
私はいつも、仕事では周りよりもよい成果を上げなければと、密かにメンバーに張り合って勝負をしていたのです。
なぜなら私は自己肯定感が低く、能力で人に評価してもらおうと必死だったから。
もちろん、そのことを周囲に言ったりはしません。
あくまで自分の心の中でだけの話。
こんな具合に、みんな人に言わないだけで、実はこうした側面があったりするのではないでしょうか?
ただ、
少しはあの人に勝てたかな?と思っても、すぐに今度は負けたと感じる悔しい出来事があったりで、一喜一憂の波が激しいのですよね。
そうしているうち、心身が疲弊します。
いつもビクビクするようになってしまいます。
負けられない、下手な姿を見せられない、そうして気張っていると心がガチゴチに強ばっていき、仕事がつらいというイメージがどんどん蓄積されます。
だから、試しに諦めてみたんです。
仕事で周りに勝とうとしない。
会社は自分のスキルを磨くためにただ利用させてもらうだけ。
スキルを磨くための経験値が手に入ればいいのだから、勝ちや負けという概念は必要ないのだと。
もし、自分よりもものすごくできる人がいたら、超ラッキー!
ありがたくそのスキルを観察させてもらって勉強です。
比べて落ち込む以前に、そこはただの学びの場。
そう考えたら、常に人より優秀であろうと対決姿勢だった心も楽になりました。
もし今、何かに勝とうとして心がガチゴチになっているのだとしたら、
みなさんも、前向きに諦めてみませんか?