勝つことよりも笑うこと
『 小さい頃から自信がなくて自分のことが嫌いで常に周りをうかがい生きてきた。』
そんな人は多分、
勝つことへの執着が強い気がします。
そしてその執着が生きづらさを加速させているとも思います。
何を隠そう、私自身がそうだったから!!
ということで今回は
『 小さい頃から自信がなくて自分のことが嫌いで常に周りをうかがい生きてきた。』
そんな人に読んでいただきたい内容です。
勝って証明したかった
自信がなくて自分のことが嫌いでしょうがなかった私は、周りに勝って秀でた存在になれば、自信もついて自分のことが好きになれるんじゃないか?
無意識にそう考えていました。
周りに勝てば、自分の存在価値を証明できると思ったんです。
周りに勝てば褒めてもらえて、私は私のことをきっと認められるはずだと、そう思ったんです。
勝ってもなぜか虚しさが残る
だから勝てるようにたくさん努力しました。
私は勉強で一番になろうと、猛烈に自分を追い込んで勉強し、テストで100点を取ったりクラスで一番になったりもしました。
でも、そうして勝ってもなぜか私には虚しさが残りました。
努力が足りないのかとさらに勉強して成績向上に励みましたが、この虚しさはやっぱりなくなりません。
私は不思議でした。
勝っても自信はつかず、自分のことも大して好きになれませんでした。
本当は勝ちたかったんじゃない
私は勘違いをしていたんです。
周りに勝ちたいと思い込んでいたけれど、
本当はただ、周りと一緒に笑っていたかったんです。
勝っても勝っても自信がつかず、自分を好きになれず、虚しさが残った理由はそこにありました。
一緒に笑えればそれでいい
周りと一緒に笑い合える時、私は安心します。
私はここに居ていいんだと、認めてもらえている気がするからです。
そういう機会が多ければ多いほど、自分の存在に対する自信もついてきて、自分のことが少しずつ認められるようになってきます。
これは勝つこととは全く別の次元の話なんですよね。
だからいつなんどきも周りに勝とうとしていた私は、本当に欲しているものと全然違う方向に突っ走っていたということです。
勝つことよりも笑うこと。
私が大人になってだいぶ経ってから、ようやく気づけた事実です。
これからはもっと、勝つことよりもどうしたら周りと一緒に笑い合えるかを考えていこうと思いました。
ということで、
今回の記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは!