「私らしい」にこだわっているから生きづらい
いつの間に染み付いてしまった「自分らしさ」という名の檻はありませんか?
たとえば
わがままを言うのは私らしくない。
大声ではしゃぐなんてキャラじゃない。
○○が趣味だと言ったら意外だと驚かれてしまうだろうから言えない。
こうして、なぜか自分らしさを演じることにこだわってしまうことって割とあるのではないでしょうか?
誰かに命令されたわけでも、強制されたわけでもないかもしれない。
でも結局自分っていつもこうだよね、という「らしさ」で自分の行動を無意識に縛ってしまう…。
私の例を挙げると、
大人しくて真面目なキャラを自分らしさと定義づけて、行動する際はいつもそこから外れないように気をつけていたんです。
でもこれってかなり不自然なんですよね。
人はものすごい多面体だと思うんです。
ひとりの人の中にも数え切れない側面があって、見る角度や光の当たり方によってまるで真逆な側面も見えたりする。
大人しくて真面目、なんてそんな短い言葉ではとても表現しきれない側面があるんです。
だから変に「自分らしさ」にこだわってしまうと自分がいびつな形になってしまいます。
きっとみなさんも、これは自分らしくない行動だからやめておこうと、無意識に行動を制限していることがあると思います。
だから時折、
その「らしさ」って必要なの?
その概念は自分を縛っていない?
そう問いかけてみることも、大切なのではないでしょうか。
「私らしい」のこだわりを捨てたら、もっと軽やかに生きられるかもしれません。