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繊細な人が生きやすくなりますように

『弱さの開示』野生動物との違い

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自分の弱さを見られるって結構しんどいですよね。

 

「かっこ悪い」「情けない」自分はできるだけ相手に見えないように隠しておきたいものです。

 

でも最近思うのが、

人間は野生動物と違うので、逆に弱いところをもっと見せていったほうがいいんじゃないか?という考えです。

 

弱さを見せる方が実はいいことがあるかもしれません。

 

ということで私なりに考えたことを詳しく書いていきます。

 

 

弱さを隠すのは野生の本能

 

そもそも自然界では弱肉強食。

弱っている姿で出歩こうものなら、捕食者にすぐさま狙われてしまい、そのまま命を奪われてしまいます。

 

ペットを飼っていた際に確か本で読んだのですが、

 

動物は多少の怪我や不調があっても、わかりづらく、重体になってようやく周りがその病状に気づくとか。

だから、日頃からペットの些細な変化も見逃さないようにしましょうといった内容でした。

 

人間が弱さを見せるのに抵抗があるのも、こうした本能的な部分がきっとあるのかもしれないですね。

 

人間は、とって食われません

 

ただし、他の動物と違うのは人間にとっての捕食者がいないということです。

 

つまり、弱さを見せたからといって、命を脅かされるといった危険はそうそうないと思って良いでしょう。

 

人間は社会性が強い

 

そして、人間は非常に社会性が強い動物だと思います。

 

だから人は弱っている人へ手を差し伸べることができます。

 

あなたが弱っているとしたら、きっと手を差し伸べてくれる人がどこかにいます。

 

今が本当にしんどくて辛いのであれば、

弱っている自分を周りに伝えることは非常に大事なことだと思います。

 

野生動物のように辛さをひた隠しにしていたら、

周りの人はどこに手を差し伸べたらいいかわからなくなってしまうからです。

 

救いを求めることに罪悪感を覚えてしまう人もいるかもしれませんが、

 

自分が元気になったら、今度は別の誰かに手を差し伸べてあげれば大丈夫です。

 

弱みはチャームポイント

 

そして、もう一つ。

 

弱み・短所といったものは、その人のチャームポイントになるということです。

 

ロボットのように何でも完璧にできてしまう人より、

 

「情熱的な人だけれど、とても口下手」

 

といった具合に

その人の足りていない部分というのは、人間味があって実は親しみ易さに繋がるのではないでしょうか。

 

弱さと信頼

 

また、もしあなたが誰から悩みや弱さを話されたら、

なんだか自分は信頼されている気がしませんか?

 

相手から頼りにされているという感覚があると思います。

 

そして、頼りにされるというのはなんだかんだ嬉しいものです。

 

まとめ

 

ここまで見てきたように、人間にとっては弱さを見せるという行為は、逆にいいことがあるように思えます。

 

・差し伸べる手が現れるかもしれない

・弱さもチャームポイントになる

・頼られる方も嬉しい

 

ということで、弱さを隠すのに必死だった人は1度それをお休みしてみても良いのではないでしょうか。

 

これは決して辛い時に他力本願しようということではなく、自分に正直になるということだと思います。

 

隠すという行為は結構心の負担が大きいと思われますので( ´△`)

 

ではでは

本日はここまでといたします。

お読みいただきありがとうございました。

なっぴーでした。