すごいって言われたいくせに、自分は相手のすごさを妬んでしまう

「すごいね！さすが！」

なんて言われたら誰でも

やっぱり嬉しいですよね。

特にわたしは

人とズレている自分は

おかしいんだ、と

自己肯定感がとても

低かったので

そんな自分でも

すごいと言ってもらえると

存在を認められているような

気がしました。

だから

すごいと言ってもらいたいがために

そんなに好きじゃない勉強も

頑張ったし、

仕事もきっちり抜け目なく

こなしてきました。

相手からの「すごいね！」

待ちを無意識に

していたんです。

でもハッと気づきました。

相手からの言葉を

待っているばかりで

わたしは相手に何も

与えていないと。

相手のすごさを

目の当たりにする度に

劣等感を覚えて妬む心が

そこにあって

相手に対して

「すごいね！」

と言葉にすることが

ほとんどなかったんです。

悔しくて自分に

何もないように思えて

「すごいね！」と口にして

認めてしまったら

自分を保てない気が

していたんです。

でもよく自分のことを

褒めてくれる相手に

申し訳なくなってきました。

わたしはその相手の

すごいところをたくさん

知っています。

いつもその人の

言葉に助けられています。

それなのに、

そのすごさに気づいていない

フリをして口にせず

一方的にわたしばかり

褒めてもらっているのは

卑怯で失礼な気がして、

そんな態度を取り続けている

自分に嫌気が差してきました。

だから

ちゃんと素直に「すごいね！」

と言うようにしたんです。

言う寸前まで心が

反発してきたのですが、

言ったら少しスッキリしました。

そして

素直に相手のすごさを

認められる自分を

少し誇りに思えたんです。

言ったら苦しくなると

思っていたので

これは意外な心境でした。

これからは

もっとちゃんと

相手のすごさを認めて

プラスのフィードバックを

していきたいと思います。

相手を褒めても

自分の何かが奪われる

わけではありません。

相手のすごさを

素直に認められる人は

すてきだと思います。

みなさんも

周りの人のすごいに

気づいたらぜひ

言葉で相手に伝えてみて

ください！