怒りの変換方法
怒りのコントロール。
これは人類の永遠の課題なんじゃないでしょうか。
怒りをコントロールできれば、自分が気持ちよく過ごせる時間が増えるので、ぜひともそうしたいところですが、なかなか難しいですよね。
とくに自分の気持ちを表現するのが苦手な人だと、怒りを誰にも気づかれないように自分の中にコツコツと溜め込んでしまうのではないでしょうか。
たとえば日常で感じる些細な怒り。
私はSNSなどで、自分の考えとは真逆のありえない意見に出会った時、怒りを感じることがあります。
たとえそれが自分に向けられたものでなくても、自分が良しとする考え方を否定する文章に出会ったら、怒りがひょっこり顔をのぞかせてしまうことがあるんです。
ということで、今回はそういった類の怒りを上手に変換する方法について書いてみたいと思います。
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いきなり結論ですが、
「怒りを興味に変えること」
これが怒りを上手に変換する方法です。
具体的に見ていくと、
たとえば自分は絶対Aであるべきだと思っているのに、
「Aは最悪だからいますぐBにすべきだ!」
という意見に出会ったとします。
瞬間的に
「なんだと!Aはこんなに素晴らしいのになんてひどいこと言うんだ!」
こういう怒りが湧いてきます。
そうしたらここで視点をズラしてみるんです。
「相手はどうしてそう考えるんだろう?」
純粋に相手がなぜそう考えるのかに興味を向けるんです。
気になりませんか?
自分は絶対Aだと考えているのに、真っ向からAを否定してBを強く押す、その理由、その根拠について。
そうやって相手の意見に純粋になぜ?を繰り出していけば、怒りはいつの間にか興味へと変換されていきます。
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イライラしてばかりでは疲れてしまいますから、興味を駆使して怒りを上手にコントロールしていきたいですね。
今度もし否定的な意見に遭遇して怒りを感じることがあったら、今回の内容を思い出してもらえればと思います。
ということで、
お読みいただきありがとうございました。