オンラインカウンセリングを受けてみた
オンラインカウンセリングを受けてみた感想を書いてみたいと思います。
みなさんはカウンセリングというと、うつ病などで受診するイメージが強いかと思いますが、
むしろまだ自分に少しでも余裕がある状態でカウンセリングを受けた方が断然いいです。
あまりにも状態が悪くなってから何かを施しても、それを改善させるというのはとんでもなく労力を必要とするからです。
だから、カウンセリングはもっとカジュアルに身近な存在として付き合っていくものじゃないかなぁと思っています。
病院やクリニックに行くとなると予約を取るのも大変だし、ものすごくハードルが高く感じますが、今はオンラインカウンセリングのサービスが存在します。
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私もそこまで状態はひどくないけれどちょっと相談してみたい、という思いでオンラインカウンセリングに申し込んでみました。
ものすごく病んでいるというわけでもないけれど、日々のモヤモヤがだんだん大きくなってしんどくなってしまうことって誰でもあると思います。
私もモヤモヤが積み重なって何度考えてみても、自分で解決策が見つけられませんでした。
そこで少しでも解決の糸口を見つけようとカウンセリングに興味を持ったわけです。
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ちなみに私の場合、身近な誰かに相談するという選択肢はありませんでした。
自分のしょうもない相談事で人に迷惑をかけるのは申し訳ないと気後れしてしまうからです。
そしてそもそも人間関係が極端に狭いため、身近に相談できるような相手がいませんでした。
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オンラインカウンセリングを実際に受けて感じたのは以下の通りです。
・自分の内面を語れるありがたさ
・自分のペースで話せるありがたさ
・思いもよらないフィードバックによる気づき
順番に詳しくみていきます。
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まず、自分の内面を語れるありがたさ。
自分の思っていることや考えていること、そういった内面的なことを普段はなかなか話せません。
内向型・HSP気質のある私は言葉をまとめるのに時間がかかるし、けっこう哲学的な話になってしまうので、日常会話では引かれるのが怖くて話せません。
でもカウンセリングではカウンセラーさんがしっかり受け止めてくれるので普段話せない内面的な部分も話せる雰囲気です。
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次に自分のペースで話せるありがたさ。
考えがまとまらなくて言葉に詰まっても、カウンセラーさんはじっくり待ってくれます。
日常会話ではペースが遅いと話したいことを話せないまま次の話題になってしまうことも多いと思いますが、カウンセリングではそういったことがありません。
どうしてもうまく話せない時はカウンセラーさんが何かしら質問を投げかけてくれるので、話下手な人でも安心です。
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そして最後に、思いもよらないフィードバックによる気づき。
カウンセラーさんからの言葉によって、自分の思考に変化が生まれます。
「私のこの一面はそういう捉え方もできるんだ」
「自分ではできてると思っていたけれど足りなかったんだな」
自分ひとりの頭で考え続けていたら、見つけられなかった視点を得ることができます。
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感想としては緊張したけれどオンラインカウンセリングを受けて良かったです。
もちろん費用は安くはありませんが(確か45分で5000円くらいでした。美容院で髪を染めるより全然安い。)オンラインカウンセリングなら病院やクリニックより気軽だし、慣れないアウェイの場所ではなく、文字通りホームから受けることが出来るので安心感があります。
カウンセラーさんは身近な友人や家族ではなく赤の他人だからこそ気兼ねなく話せるという部分もありますし、カウンセラーさんには守秘義務があるのでそういった点でも安心です。
また数ヶ月に1回くらいのペースで、モヤモヤがどうしようもないブラックホールになる前にオンラインカウンセリングを利用したいと思いました。
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プロのオンラインカウンセリングを受けるのはどうしてもハードルが高いという人には、最近はスキルシェアサービスでも相談事を受け付けている人がいるので、そういったところだと、より気軽に利用できるかもしれません。
もちろん、プロにせよアマチュアにせよ、相手ありきの話なので相性の問題はありますが、それはなにもカウンセリングに限らず、実際の人間関係においてあらゆる場面で発生する問題です。
だから、万が一相性が悪かったとしても次の出会いを探すまでです。
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ということで、オンラインカウンセリングを実際に受けた感想を書いてみました。
普段は遠慮がちで聞き役にばかり回ってしまう人こそ、カウンセリングで自分の思いを表に出すという行為が必要なんじゃないかなと思います。
今回の記事が少しでも参考になったら幸いです。