心がざわついた瞬間を見逃さない
心がざわつく瞬間。
とても嫌な感覚ですよね。
できれば味わいたくないし、
思い出したくもない。
でももしそのざわつきを
そのままにしてしまうと、
嫌な感覚が頭に残るだけで
得られるものはありません。
そこで、
ざわつきを有意義な
気づきに変えるには
どうしたら良いか
考えてみました。
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ざわつきには
嫉妬や不安、怒りなど
さまざまなものがあると
思うのですが、
そのざわつきの正体を
はっきり認識できているでしょうか?
ざわつきは気づくと姿を
消してしまいますが、
大事なことに気づかせてくれる
ヒントがそこに隠れている
かもしれません。
だから、
「あ、今心がざわついた」という
その一瞬をしっかり意識して
「どうして心がざわついたんだろう?」
と自分に問いかけることが大切。
たとえば、
他人の活躍を見て
心がざわついたのなら
「どうして心がざわついたんだろう?」
と自分に答えを聞いていくんです。
「私は今〜さんに嫉妬して羨んでいるのだな」
「私は〜さんに××で負けたくない、勝ちたいと思っているのだな」
「私は〜さんより優位に立つことで心の安定を保とうとしているのだな」
「私は他人との比較で常に優位に立っていないと落ち着かないのだな」
こうして心に問いかけていくと
自分の心が抱える課題を
見つけ出すことにつながります。
私は常に自分の存在に自信がなく
その自信を埋めるために
人との比較で優位に立つことを
自分に課していました。
でもそういう生き方は
つらく苦しいですよね。
比較しなくても私は大切な存在だと
思えることが今の私に必要なことだと
気づきました。
このように
心のざわつきに丁寧に耳を傾けると
自分の心が抱える課題に
気づくきっかけになります。
ざわつきを放っておいたら
心の課題に気づけずに
きっも今後もまた同じように
ざわつきを感じるのでしょう。
だから、
心がざわついたその瞬間を
見逃さないことが
大切なのではないでしょうか。