置かれた環境で物の見方は180度変わる
久しぶりにカステラを食べていたら、「人って置かれた環境で物の見方は180度変わるんだよな〜。」とふと思いました。
どうしてカステラからそんな大きな話になるの??
自分でもちょっとびっくりですが、今日はカステラから始まる大切なお話を。
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カステラの底についている紙、剥がしたら甘くて美味しい茶色い生地の部分までけっこうな範囲でベロっと持っていかれてしまいますよね。
紙に引っ付いてしまったその生地を舐めるか舐めないか。
私は自宅でひとりだったので迷わず舐めました。
人前だったらきっとやりません。
だって「はしたない」とか「品がない」とか言われてしまいますもんね。
でももしも、
自分の置かれた環境が貧困で飢餓が常の国だったら。
「はしたない」「品がない」なんて、そんなこと言ってる場合じゃない。そんなこと気にする方がどうかしている。
一欠片も余すところなくしゃぶりついたって、誰も不思議に思わないはず。
私が今置かれている環境ではほとんどの場合、カステラについていた底の紙を舐めたりしゃぶったりすることは、「はしたない」「品がない」という物の見方になります。
でもその物の見方も置かれた環境が変われば180度変わってしまうわけです。
私はカステラの底についていた紙を舐めながら、そんなことを考えていました。
おわり