世の中はそういうものだと思っている方が心が安定する
私は昔から世の中とはそもそも不条理で不平等で不公平だと思っています。
いきなり暗いことを言ってしまいすみません(><)
でもそれは、そう思っている方が心が安定するからなんです。
世の中を悲観して嘆いているのではありません。
心を穏やかに過ごすための、ちょっと意外な、私なりの考え方を今回は紹介します。
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皆さんは、世の中は不条理で不平等で不公平と聞いて悲しくなるでしょうか?
でも実際は
ちゃんと筋の通った理由があり、
誰もが等しく、それぞれに見合った機会を提供される完璧な世界というのは難しいんですよね。
あっちを立てればこっちが立たず、みたいなことが常に起こります。
だから
完璧な世界をあるべき姿として思い描いていると、それと少しでも外れた現実に激しく落胆してしまう。
こんなわけの分からない理由で否定されるなんてありえない!
人によってこんな対応が違うなんて許せない!
こんなに真面目に頑張っているのに、いつもサボり気味のあの人の方が評価されるなんて信じられない!
こんな世界はあるべき姿じゃない…。
ふつふつと怒りや憎しみや悲しみが湧いてきます。
そのエネルギーを世の中を良くするために転換できればいいのですが、
大抵の場合は心にどす黒いものをためて、そのまま自分の心を苦しめることが多いのではないでしょうか?
だからはじめから、
自分の常識から考えてあり得ないと思うことがたくさん起こる世の中を生きていくために、
世の中はそもそも不条理で不平等で不公平だと思っておくんです。
個人的にはその方が心が健やかでいられるんですよね。
平たく言えば「期待しすぎない」ということ。
はじめから期待をしていないから、何か良くないことが起こった時のショックも少ない。
「あー、まあこういうこともあるよね。」と淡々と冷静に対処できます。
普段からモヤモヤすることが多かったり、イライラすることが多かったりする人は、もしかしたら
道理が通っていて、平等で公平な世界(人々)というのを期待しすぎているのかもしれません。
よくよく考えてみれば、自分自身も道理が通らない行動をしていたり、不平等で不公平な対応していることが意外とありそうです。
だから
世の中はそもそも不条理で不平等で不公平だと認識しつつ、自分は少しでも自分とその周りが幸せになれるように、行動を選択していくんです。